『 OASIS(オアシス) 』
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=あとがきと言う名の言い訳=

遅くなりましたが、一応、『OASIS』完結です。

いやぁ〜、前半は、あまり考えずに書けたんですけど、後半は、なかなか難産でした。

アンケートの結果、連絡を取る、という事で、後半を書く事にしたのですが、
これが、思った以上に、どうしたもんかと。

前半の勢いで書くと、どうやっても、連絡を取らない方向に走りやすくて、困りました。

でも、なーんとか、書き上げましたが、都合良すぎのハッピーエンドで、
前半に比べると、安直なラストだったかな?と、反省してたりです。

もし、連絡を取らない方向のを読みたい方がいらしたら、
そのうち、WEB拍手にでも書くかもしれません。(要望があればの場合ですが)


今回、なんで、このサイト名と同じ、『OASIS』という小説を書いたのか。

実は、あまり考えてなかったりなんですけどね。

そもそも、この小説は、半年前ほどに、途中まで書いていたのですが、前半で止まったものです。

どうして、止まっていたかというと、前半は、ほぼ自分の過去を元に書いたものです。
まぁ、それでも、かなりデフォルメした内容ですが。

出会いも、別れも、実はかなり違ったものですが、数年ぶりにメールが突然来たことは事実で。

その時、私は結果、返事をしませんでした。


だから、返事をするという、胸中がなかなか想像ができなくて、難産だった訳ですが。

なので、この小説は、有る意味主人公を自分に重ね、
書いているうちに、幸せにしてあげたくなって、こういった結末にしたのかもしれません。

傷ついた事がある人は、人にその分優しくできると思うので。


それと、小説の冒頭にあった、友人(恵美)とのやりとりは、
ほぼ、実際に自分の友人とやりとりした会話でもあります。

なので、『OASIS』と言われたのは、本当の事なんです。(苦笑)
(聞こえは良い?かもですが、現実は、ほんとかなり寂しいもんです)

このサイトに、どうして、『OASIS』とつけたのかというと、
少しでも、小説を読んで、なにかしらの憩いになってもらえれば・・・、そんな偉そうな心意気だったかな?と
今になって、少しこっ恥ずかしい理由だったような気がします。

当初は、アンハッピーエンド予定でしたが、やはり、少しでも読んでもらって
ほんのりとでも、温かい気持ちになってもらえたら・・・、ということで、こうしました。

結局、かなり長くなりましたが、最後までお付き合いありがとうございました。




                                                  2006/09/18 かじ